NGOが告発!危険な国際結婚防止キャンペーン
NGO地球クラブが見た
国際結婚斡旋業者の正体
(1)国際結婚斡旋ブローカーが増える背景 

 現在日本全国で国際結婚はますます増加する傾向にありますが、都市と地方では異なった特徴があります。都市では海外勤務や盛り場で出会った者同士が自分達のリスクで結婚する傾向なのに対して、地方では行政や公益団体の肝いりや国際結婚業者の紹介で出会って結ばれる傾向が圧倒的です。

(2)業者によるトラブルが増えています 

 このことに目を付けた花嫁斡旋ブローカーが、人の弱みを狙ったうまい話で話巧みに勧誘を行い、花嫁の紹介を安易に請け負ってその後のトラブルが全国的に多発しています。

(3)国際結婚斡旋の舞台裏 

 実は国際結婚斡旋の内実を知る者には海外の女性を単に紹介するだけならいとも簡単なことなのです。海外には自分で大金を払ってでも日本に来たい女性は多数おります。そんな女性は渡航手段に貴方との結婚を利用するだけです。

(3)リスクは貴方が負うことになります
 
 そういうブローカーに対して紹介を依頼してしかも高額の手数料を支払うことは、後々に大きなリスクが貴方に掛かることを知らなければなりません。

(3)料金の検討も大切です
 
 また同時に業者の料金にも、そのサービスの内容と比較して納得のゆく料金かどうか検討することが大切です。例えば単なる紹介だけなら100万円でも高過ぎるのが実情です。

(4)業者の信用をよく調べること
 
 従って業者の信用には十分注意し調査する必要があります。調査のポイントは、
@近隣での評判やすでに縁談が成立した人に聞いてみる。
A責任者の前歴や素性を調査する。
B相談員は流れ者ではなく土地の人と面識があるかどうかもポイントです。
C個人ブローカーは一般的に能力と責任が限定されます。

(5)見合い系・出会い系には要注意です

 当然のことなのですが、擬装結婚した人にとって結婚生活の幸せは求めることは出来ません。ところが、問題なのは、日本人が擬装結婚だと知らないで結婚している場合です。しかも、現在の日本人男性と外国人女性の結婚の例で、それが国際結婚業者の見合い斡旋による場合では、ほとんどがこのケースに当たるのです。
 もちろん、すべての国際結婚業者が悪質だとは限りませんし、また、その中には大変まじめな考えの業者もあります。しかし、業者がまじめとか悪質とかに関わりなく、国際結婚の場合にそれが紹介業者の見合い斡旋方式で行われるとき、必然的に擬装結婚が入り込んでくるのです。これは何故でしょうか。

(6)目的は利潤の追求です

 このことを理解するためには、日本人同士の見合い紹介パーティーや出会いサイトの場合を考えてみることは有益です。まず、現在日本で活発に活動している見合い系や出会い系が業として営まれているならば、その行動の目的は利潤の追求だという至極簡単な原理に立ち帰ることが必要です。そうならば、営利事業の目的は、決して顧客の幸福や福祉ではないことに気付くのは大事なことです。企業がいくら顧客満足といっても、それは営利目的の手段であって決して目的ではあり得ません。
 このことをしっかり頭に入れたならば、これらの結婚情報サービス会社が利益を追求するためには、まず何よりも会員を増やし続けることが絶対条件であり、次に、会員に出来る限り多くのイベントに参加させることが必要なことは言うまでもありあません。

(7)結婚市場とは

 次に気が付かなければならないのは、これらのビジネスの対象である恋愛や結婚は、それがビジネスの対象となった時点で、その本質から外れてしまって、完全なマーケット(市場)を形成しているということです。これを簡単に表現すると、市場とは人気投票だということです。そして、この人気投票に参加する資格は、感情や個性のある生身の個人ではなくて、それらの人間味をすべて取り去ったところに残るのっぺらぼうの人間としてなのです。それでは、こののっぺらぼうの人間は何を基準にしてその価値に点数を付けられるのかというと、一般的に市場性と信じられている価値基準が絶対的になります。この市場性とは、言うまでもなく、男性では三高と言われているものであり、女性では正に美人コンテストの基準そのものなのです。
 このことに気が付いたならば、自分がこうしたイベントに参加することが如何に馬鹿げているかが理解できるはずです。何故ならば、市場とは人気投票であり、その人気の上位者がほとんどすべての指示を獲得してしまって、大多数の人間は完全に無視されるということが自然な場所だからです。従って、ここは完全競争のいわゆる弱肉強食の世界なのですから、完全に強いものが弱いものを支配するという原理が成り立っています。
 つまり、何を言いたいかと申しますと、ここで先程述べた企業原理を思い出すならば、少なくとも企業の行動の意味を読み解くことができると言うことなのです。それではこれを次に説明します。

(8)結婚情報サービスの舞台裏

 まず、企業が結婚情報サービスを行っているならば、この企業の顧客は市場を形成することになる。そうなると、ごく少数の成功例しか実現できないことになり、このことは企業の目的である利益原理に反することとなる。従って、企業は顧客の市場の透明性を隠蔽して、真実の姿を歪めて、強者支配の絶対原理を悪用して、出来る限り多くの顧客にこの市場に留まるように仕組むことを行うはずである。これは、企業の利潤追求目的から合理的に引き出される結論なのです。そして、この結論からすべての企業行動が見えるのです。
 例えば、次のように。
 この市場での強者とは、男性では都市に居住する三高であり、女性では美人コンテスト入賞者である。従って参加者を増やすために、見掛けの上で医者、弁護士、高給サラリーマンの男性と美人女性の強者を多く見せかけるように細工する。次に、圧倒的多数の弱者に対して強者とアクセスするチャンスを擬装する。もちろん強者が支配する原理は貫徹されるので、弱者は平凡でしかも徹底的に打倒されない理由で結局は断られる。弱者は真実を知らされないまま、次のターゲットにされて出来る限り多くの利益を何回も搾り取られることになる。
 しかし、これは日本人同士なので、少なくともコミュニケーションには困らないはずなので本人の責任も自覚されて、まだ本人は騙されたという自覚が乏しいのです。また、日本人同士なのでいざとなれば事を構えられても困りますので、相手も手加減してあくまで合意の上という体裁を取ってそれほど手ひどく騙すこともできません。また、そういう業者もいざ紛争ということになっても困らないように予め契約内容にも対策をしているのは当然予測されます。それで、明らかな結婚詐欺以外には事件にはなりません。

(9)国際結婚には当てはまらない理由

 ところが、これが国際結婚では全く事情が異なるのです。
 その理由としては、言葉の障害があるために相手と対等にコミュニケーションできない。日本人男性が結婚弱者であるため結婚詐欺に掛かりやすい体質がある。海外事情に不案内なので業者の言いなりになる危険性がある。男性側に女性経験、恋愛体験が不足していることで選択眼に欠ける。日本では意識しなかった人身売買的な思考に陥りやすい危険性。言葉巧みな国際結婚業者の勧誘の問題。擬装結婚を生み出す企業の利潤目的の問題。失敗を個人の責任にすべて押しつけて逃げ切るプロの手口。海外であるからこそなおさら必要で重要な仲人役の欠如。等々が挙げられます。

(10)業者が国際結婚を勧める事情

 これらを総合して考えるならば、国際結婚とは正に危険がいっぱいで、騙されない方が不思議であり、失敗することは最初から自明のことと言えます。
 いくら結婚相手に困っていても最初から国際結婚を希望する男性はおりません。それで結婚相談業者も最初は日本人女性を紹介して、桜を回して稼げるだけ稼いでおいて、最後に引導を渡す形で外国人を紹介して稼ぎ出す訳です。そういう日本人男性を紹介されるのでは紹介を受ける外国人も迷惑ではないでしょうか。
http://ngojapan.net   (C)Copyright NGOJAPAN 2003 All Rights Reserved.